OpenAI platform 1.x : ChatGPT : アクション – イントロダクション (GPT でのアクション) (翻訳/解説)
翻訳 : クラスキャット セールスインフォメーション
作成日時 : 01/14/2024
* 本ページは、以下のドキュメントを翻訳した上で適宜、補足説明したものです:
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
* ご自由にリンクを張って頂いてかまいませんが、sales-info@classcat.com までご一報いただけると嬉しいです。
- 人工知能研究開発支援
- 人工知能研修サービス(経営者層向けオンサイト研修)
- テクニカルコンサルティングサービス
- 実証実験(プロトタイプ構築)
- アプリケーションへの実装
- 人工知能研修サービス
- PoC(概念実証)を失敗させないための支援
- お住まいの地域に関係なく Web ブラウザからご参加頂けます。事前登録 が必要ですのでご注意ください。
◆ お問合せ : 本件に関するお問い合わせ先は下記までお願いいたします。
- クラスキャット セールス・マーケティング本部 セールス・インフォメーション
- sales-info@classcat.com ; Website: www.classcat.com ; ClassCatJP
OpenAI platform 1.x : ChatGPT : アクション – イントロダクション (GPT でのアクション)
イントロダクション
貴方の API を賢く呼び出す GPT アクションを構築する方法を学習します。
GPT とは何か?
GPT はカスタム機能を使用して特定のユースケースのために ChatGPT を徹底的に (deeply) カスタマイズする機能を提供します。以下のような GPT を作成することができます :
- GPT がユーザと相互作用する方法を決定するカスタム・インストラクションを持ちます。
- ブラウジング, DALL·E, と Code Interpreter のようなツールを含みます。
- 新しい、または復帰したユーザ用にプリセットされたスターター・プロンプトを備えています。
- GPT を API に接続させることを可能にするカスタムアクションを持ちます。
そして更に!何ができる探索したいなら、OpenAI Developer Day 2023 の deep dive on GPTs をチェックしてください :
GPT のアクションとは何か?
組み込みの機能 (ブラウジング, DALL·E, と Code Interpreter) を使用することに加えて、一つまたはそれ以上の API を GPT で利用可能にすることでカスタムアクションを定義することもできます。API を通して GPT をデータベースに接続させたり、電子メールにプラグインしたり、あるいは買い物アシスタントにするように、アクションは GPT が外部データを統合したり現実世界と相互作用することを可能にします。
アクションの設計はプラグインのベータからの洞察の上に構築されていて、モデルと API が呼び出される方法に対してより大きな制御を開発者に許容しています。アクションは OpenAPI 仕様 を使用して定義されます、これは API 記述用の標準です。
GPT のアクション・フロー
アクションを含む GPT を構築するには、end-to-end なフローを理解することが重要です。
- ChatGPT UI で GPT を作成します。
- 手動で構成設定するか、GPT ビルダーを使用して GPT を作成します。
- 使用したい API(s) を特定します。
- GPT エディタの “Configure” タブに進み、「新しいアクションを作成」(Create new action) を選択します。
- 3 つの主要なオプションが提示されます: アクション用の認証スキーマの選択、スキーマ自体の入力、そしてプライバシーポリシー URL の設定です。
- スキーマは OpenAPI 仕様形式 (OpenAI と混同しないでください) に従い、GPT が外部 API にアクセスできる方法を定義します。
- スキーマ、認証とプライバシーポリシーの詳細を入力します。
- 認証方法を選択する場合、”None”, “API Key”, と “OAuth” の 3 つのオプションがあり、これらは後で探求します。
- スキーマについては、貴方の API 用に既にある既存の OpenAPI 仕様を使用することも、新しいものを作成することもできます。OpenAPI 仕様を既にオンラインで公開している場合、”Import from URL” ボタンを通してそれをインポートできます。
- プライバシーポリシー URL は、ユーザが GPT をオープンして GPT の名前を示す左上隅のドロップダウンを選択するとき、ユーザに表示されます。
- GPT の可視性を決定する
- デフォルトでは、GPT はすべての人にアクセス可能であるわけではありません。
- GPT を「保存」に進むとき、特定のオーディエンスへの「公開先」の選択肢があります :「私だけ」「リンクを持つ人のみ」「公開」です。
- これらの各々の可視性オプションは異なる制約と要件を持ちます。例えば、GPT を別の誰かと共有する場合 GPT の名前付けはより多くの制限を持ちます。
- ユーザの貴方の GPT への関与
- GPT の可視性に依存して、ユーザは共有したリンクを通してそれを試したり、GPT ストアで見つける可能性があります。
- OAuth が必要な場合、ユーザはセッション間にログインすることを求められます。
- 内部的には、GPT は、(利用可能なアクション、ツールやインストラクションを含む) 貴方がどのように GPT を構成設定したかの情報を、モデルのコンテキストに注入します。
- ユーザがリクエストするたび、モデルは利用可能なツール、アクションとインストラクションを確認します、これは GPT がリクエストにどうのように応答するか決定します。
- ユーザが特定の場所での天気を確認することで、貴方が「天気の確認」アクションを利用可能にしている場合、モデルは貴方が提供した OpenAPI 仕様に従ってリクエストをその API に送り、ユーザに応答を返します。
以上