Claude for Desktop で事前構築済みのサーバを使用してみましょう。このチュートリアルでは、Claude for Desktop を拡張して、コンピュータのファイルシステムから読み込み、新しいファイルの書き込み、ファイルの移動、そしてファイルの検索さえ行えるようにします。
Model Context Protocol (MCP) : クイックスタート : Claude Desktop ユーザ向け
作成 : クラスキャット・セールスインフォメーション
作成日時 : 05/08/2025
* 本記事は github modelcontextprotocol の以下のページを独自に翻訳した上でまとめ直し、補足説明を加えています :
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
* ご自由にリンクを張って頂いてかまいませんが、sales-info@classcat.com までご一報いただけると嬉しいです。
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Model Context Protocol (MCP) : クイックスタート : Claude Desktop ユーザ向け
Claude for Desktop で事前構築済みのサーバを使うことから始めましょう。
このチュートリアルでは、Claude for Desktop を拡張して、コンピュータのファイルシステムから読み込み、新しいファイルの書き込み、ファイルの移動、そしてファイルの検索さえ行えるようにします。
Don’t worry — it will ask you for your permission before executing these actions!
1. Claude for Desktop のダウンロード
macOS から Windows を選択して、Claude for Desktop をダウンロードすることから始めましょう。(Linux is not yet supported for Claude for Desktop.)
インストール手順に従ってください。
Claude for Desktop を既にお持ちならば、コンピュータの Claude メニュをクリックして “Check for Updates…” を選択してそれが最新版か確認してください。
2. ファイルシステム MCP サーバの追加
このファイルシステム機能を追加するため、事前構築済みの ファイルシステム MCP サーバ を Claude for Desktop にインストールしていきます。これは Anthropic とコミュニティにより作成された数十の サーバ の一つです。
コンピュータの Claude メニューを開くことから開始して “Settings…” を選択してください。これらは app ウィンドウ自体にある Claude Account 設定とは異なるので注意してください。
This is what it should look like on a Mac:
Setting ペインの左側の “Developer” をクリックしてから、“Edit Config” をクリックします :
これは以下に設定ファイルを作成します :
- macOS: ~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json
- Windows: %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json
Open up the configuration file in any text editor. ファイルの内容を以下で置き換えてください :
{
"mcpServers": {
"filesystem": {
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"@modelcontextprotocol/server-filesystem",
"/Users/username/Desktop",
"/Users/username/Downloads"
]
}
}
}
“username” をコンピュータのユーザ名と必ず置き換えてください。パスは、Claude がアクセスして変更できるようにしたい有効なディレクトリを指す必要があります。Desktop と Downloads に対して動作するようにセットアップしていますが、より多くのパスを追加することもできます。
これを正しく実行するにはコンピュータに Node.js も必要です。Node がインストールされているか確認するには、コンピュータでコマンドラインを開いてください。
- macOS では、Applications フォルダから Terminal を開きます。
- Windows では、 Windows + R を押して、”cmd” と入力して、Enter を押します
コマンドラインに入ったら、次のコマンドを入力して Node がインストールされているか確認します :
node --version
3. Claude の再起動
設定ファイルを更新した後、Claude for Desktop を再起動する必要があります。
再起動すると、入力ボックスの右下にハンマー アイコンを見るはずです :
ハンマーアイコンをクリックすると、Filesystem MCP サーバが備えるツールを見るはずです :
4. Try it out!
Claude に話しかけてファイルシステムについて尋ねることができるようになりました。それは関連ツールをいつ呼び出すか知っているはずです。
Claude に尋ねてみると良いことは :
- Can you write a poem and save it to my desktop? (詩を書いてそれをデスクトップに保存してもらえますか?)
- What are some work-related files in my downloads folder? (ダウンロード・フォルダの仕事関連のファイルは何ですか?)
- Can you take all the images on my desktop and move them to a new folder called “Images”? (デスクトップのすべての画像を “Images” という名前の新しいフォルダに移してもらえますか?)
必要に応じて、Claude は関連ツールを呼び出し、アクションを実行する前にあなたの承認を求めます :
以上