エージェントは特定のタスクに最適化された様々なモードを提供します。各モードは、ワークフローのニーズに合わせて有効になる異なる機能やツールを持ちます。エージェントの動作の仕組みとツール呼び出しの基礎の理解は、タスクに最適なモードを選択するのに役立ちます。
Cursor 再入門: コア: エージェント – モード
作成 : Masashi Okumura (@classcat.com)
作成日時 : 11/28/2025
バージョン : 2.1.39
* 本記事は cursor.com/docs の以下のページを参考にしています :
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
* ご自由にリンクを張って頂いてかまいませんが、sales-info@classcat.com までご一報いただけると嬉しいです。

Cursor 再入門: コア: エージェント – モード
エージェントは特定のタスクに最適化された様々なモードを提供します。各モードは、ワークフローのニーズに合わせて有効になる異なる機能やツールを持ちます。
エージェントの動作の仕組み と ツール呼び出しの基礎 の理解は、タスクに最適なモードを選択するのに役立ちます。
| モード | For | 機能 | ツール |
|---|---|---|---|
| Agent | 複雑な機能, リファクタリング | 自律的な探索, 複数ファイルの編集 | すべてのツールが有効 |
| Ask | 学習、計画、質問 | 読み取り専用の探索、自動変更なし | 検索ツールのみ |
| Plan | 計画立案が必要な複雑な機能 | 実行前に詳細なプランを作成し、明確にする質問をする | すべてのツールが有効 |
エージェント
複雑なコーディングタスク向けのデフォルトモードです。エージェントはコードベースを自律的に探索し、複数のファイルを編集し、コマンドを実行し、そしてエラーを修正してリクエストを完遂します。

Ask
学習と探索のための読み取り専用モード。Askはコードベースを検索し、変更を加えることなく回答を提供します – コードを変更する前に理解するのに最適です。

Plan
Plan モードはコードを書く前に詳細な実装プランを作成します。エージェントはコードベースを調査し、明確にする質問をして、ビルド前に編集可能なレビュー可能なプランを生成します。
チャット入力から Shift+Tab キーを押すと、Plan モードに切り替えられます。複雑なタスクを示すキーワードを入力すると、Cursor はそれを自動的に提案します。
仕組み
- エージェントはユーザの要件を把握するために確認のための質問をします。
- コードベースを調査して関連コンテキストを収集します。
- 包括的な実装プランを作成します。
- チャットや markdown ファイルを通じてプランをレビュー、編集します
- 準備ができたらクリックしてプランを構築します。
プランは、一時的な仮想ファイルとして開かれ、閲覧して編集できます。プランをワークスペースに保存するには、”Save to workspace” をクリックして、それを将来的な参照、チーム共有、ドキュメント化のために .cursor/plans/ に保存します。
カスタム・スラッシュ (/) コマンド
特別なワークフロー向けに、特定の指示とツール制限を組み合わせた カスタム・スラッシュコマンド を作成できます。
モードの切り替え
- エージェントのモード選択ドロップダウンを使用する。
- 素早い切り替えのためには Cmd+. キーを押します。
- settings でキーボードショートカットを設定できます。
以上