Kubeflow 1.0 : コンポーネント : セントラル・ダッシュボード (翻訳/解説)
翻訳 : (株)クラスキャット セールスインフォメーション
作成日時 : 04/09/2020 (1.0)
* 本ページは、Kubeflow の以下のページを翻訳した上で適宜、補足説明したものです:
- Components of Kubeflow : Central Dashboard
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
* ご自由にリンクを張って頂いてかまいませんが、sales-info@classcat.com までご一報いただけると嬉しいです。
コンポーネント : セントラル・ダッシュボード
Kubeflow 配備はクラスタに配備された Kubeflow コンポーネントへの素早いアクセスを提供するセントラル・ダッシュボードを含みます。ダッシュボードは次の特徴を含みます :
- 特定のアクションへのショートカット、最近のパイプラインとノートブックのリスト、そしてメトリックス、1 つのビューでジョブとクラスタの概要を与えます。
- パイプライン、Katib、ノートブック 以上を含む、クラスタで動作するコンポーネントの UI のための筐体 (= housing)。
- 新しいユーザに必要であれば彼らの名前空間をセットアップすることを促すための 登録フロー。
Kubeflow UI の概要
Kubeflow UI は以下を含みます :
- Home, Kubeflow コンポーネント間のナビゲーションのためのセントラル・ダッシュボード。
- パイプライン, Kubeflow パイプライン・ダッシュボードのため。
- ノートブック・サーバ, Jupyter ノートブックのため。
- Katib, ハイパーパラメータ調整のため。
- Artifact ストア, artifact メタデータを追跡するため。
- Manage Contributors, Kubeflow 配備の名前空間に渡るユーザアクセスを共有するため。
セントラル・ダッシュボードはこのように見えます :
セントラル・ダッシュボードにアクセスする
セントラル・ダッシュボードにアクセスするには、Istio ゲートウェイ に接続する必要があります、これは Kubeflow サービス網 へのアクセスを提供します。
Istio ゲートウェイにどのようにアクセスするかはそれをどのように configure したかに依拠して様々です。
Google Cloud Platform (GCP) での URL パターン
deploying Kubeflow on GCP へのガイドに従った場合、Kubeflow セントラル UI は次のパターンの URL でアクセスできます :
https://<application-name>.endpoints..cloud.goog/
この URL は上で図示されたダッシュボードを送り込みます。
Cloud Identity-Aware Proxy (IAP) で Kubeflow を配備する場合、Kubeflow は Kubeflow UI のための SSL 証明書を提供するために Let’s Encrypt サービスを利用します。貴方の証明書での troubleshooting 問題については Cloud IAP セットアップを監視する へのガイドを見てください。
kubectl の利用とポートフォワーディング
Kubeflow を identity プロバイダーと統合するように configure していない場合、Istio ゲートウェイに直接ポートフォワードできます。
ポートフォワーディングは以下のいずれかが真であれば典型的には動作しません :
- GCP 配備 UI または CLI 配備 によるデフォルト設定を使用して GCP 上で Kubeflow を配備した (ポートフォワーディングを使用することを望む場合、Kubeflow を kfctl_k8s_istio configuration を使用して既存の Kubernetes クラスタ上に配備しなければなりません)。
- Istio ingress を特定のドメインか IP アドレスの HTTPS トラフィックだけを受け取るように configure した。
- Istio ingress を (例えば、Cloud IAP や Dex を使用して) 認証チェックを遂行するように Istio Ingress を configura した。
次のように kubectl を通して Kubeflow にアクセスしてポートフォワーディングできます :
- kubectl をインストールします、まだそうしていないのであれば :
- GCP 上で Kubeflow を使用している場合、コマンドラインで次のコマンドを実行します: “gcloud components install kubectl”
- あるいは、kubectl インストールガイド に従います。
- Istio ゲートウェイへのポートフォワーディングをセットアップするために次のコマンドを使用します。
export NAMESPACE=istio-system kubectl port-forward -n istio-system svc/istio-ingressgateway 8080:80
- セントラル・ナビゲーション・ダッシュボードに次でアクセスします :
http://localhost:8080/
Kubeflow をどのように configure したかに依拠して、リバースプロキシへのポートフォワーディングの背後で総ての UI が動作はしません。
幾つかの web アプリケーションについては、app がサーブするベース URL を configure する必要があります。
例えば、https://example.mydomain.com の ingress サービングとともに Kubeflow を配備してアプリケーションを URL https://example.mydomain.com/myapp でサーブされるように configure した場合、app は https://localhost:8080/myapp でサーブされたとき動作しないかもしれません、何故ならばパスが一致しないからです。
以上