Stable Diffusion 3.5 Large モデルが10月22日に公開されました。今回は SD3.5 Large モデルを使用して Google Colab 上 ComfyUI で高品質な画像を生成してみます。
Stable Diffusion 3.5 Large : Colab / ComfyUI による高品質な画像生成
作成 : Masashi Okumura (@ClassCat)
作成日時 : 10/23/2024
* 本記事の作成には ja.stability.ai/blog 及び comfyanonymous.github.io/ComfyUI_examples の以下のページを参考にしています :
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。
* ご自由にリンクを張って頂いてかまいませんが、sales-info@classcat.com までご一報いただけると嬉しいです。
◆ お問合せ : 本件に関するお問合せは下記までお願いします。
- クラスキャット セールス・インフォメーション
- sales-info@classcat.com
- ClassCatJP
Stable Diffusion 3.5 Large : Colab / ComfyUI による高品質な画像生成
Stable Diffusion 3.5 Large モデルが10月22日に公開されました : Stable Diffusion 3.5 のご紹介
今回は SD3.5 Large モデルを使用して Google Colab 上 ComfyUI で高品質な画像を生成してみます。
ComfyUI_examples の ComfyUI_examples : SD3 Examples : SD3.5 に従っています。
環境構築
Colab 上で ComfyUI を利用するには以下に従うだけです。SD3.5 Large モデルの配備については後述します :
- comfyanonymous/ComfyUI/README.md : Jupyter Notebook
sd3.5_large
必要なファイルは HuggingFace Hub : stabilityai/stable-diffusion-3.5-large でダウンロード可能です。
sd3.5_large.safetensor ファイルは ComfyUI/models/checkpoints/ ディレクトリに配置します。
sd3.5_large.safetensors ファイルにはテキストエンコーダー/CLIP 重みが含まれていません。そのため、別途 “text_encoders” ディレクトリから以下をダウンロードする必要があります :
- clip_g.safetensors
- clip_l.safetensors
- t5xxl_fp16.safetensors または t5xxl_fp8_e4m3fn.safetensors
これらは ComfyUI/models/clip/ ディレクトリに配置する必要がありますので、注意してください。
ワークフローは以下のようなものです :
サンプリング
ワークフローをそのまま使用してサンプリングすると次のような画像が得られます :
以上