Hermes エージェントのパーソナリティは完全にカスタマイズ可能です。SOUL.md は 主要なアイデンティティ です – システムプロンプトの最初に存在し、エージェントのアイデンティティを定義します。
Hermes エージェント☤ 入門 : 機能 – コア : パーソナリティ & SOUL.md
作成 : Masashi Okumura (@classcat.com)
作成日時 : 08/31/2026
バージョン : Hermes Agent v0.20.6 (v2026.8.27)
* 本記事は hermes-agent.nousresearch.com/docs の以下のページを参考にしています :
* サンプルコードの動作確認はしておりますが、必要な場合には適宜、追加改変しています。

Hermes エージェント☤ 入門 : 機能 – コア : パーソナリティ & SOUL.md
Hermes エージェントのパーソナリティは完全にカスタマイズ可能です。SOUL.md は 主要なアイデンティティ です – システムプロンプトの最初に存在し、エージェントのアイデンティティを定義します。
- SOUL.md ― HERMES_HOME フォルダに在る永続的なペルソナファイルで、エージェントのアイデンティティ (システムプロンプトのスロット #1) として機能します。
- 組み込みまたはカスタムの `/personality` プリセット ― セッションレベルのシステムプロンプト・オーバーレイ
Hermes のアイデンティティを変更したい場合 – または全く別のエージェントのペルソナに置き換えたい場合 – SOUL.md を編集してください。
How SOUL.md works now
Hermes は、以下の場所にデフォルトの SOUL.md を自動的に初期設定します :
~/.hermes/SOUL.md
より正確には、現在のインスタンスの HERMES_HOME を使用するため、カスタムホームディレクトリで Hermes を実行する場合、次が使用されます :
$HERMES_HOME/SOUL.md
重要な動作
- SOUL.md はエージェントの主要なアイデンティティです。システムプロンプトのスロット #1 を占め、ハードコードされたデフォルトのアイデンティティを置き換えます。
- Hermes は、SOUL.md が存在しない場合、自動的にスターター SOUL.md を作成します。
- 既存のユーザー SOUL.md ファイルは決して上書きされません。
- Hermes は HERMES_HOME からのみ SOUL.md をロードします。
- Hermes は現在の作業ディレクトリで SOUL.md を検索しません。
- SOUL.md が存在するものの空であるか、ロードできない場合、Hermes は組み込みのデフォルトのアイデンティティにフォールバックします。
- SOUL.md にコンテンツがある場合、そのコンテンツはセキュリティスキャンと切り詰め (truncation) 処理の後、そのまま注入されます。
- SOUL.md はコンテキストファイルセクションで 重複しません – アイデンティティとして一度だけ出現します。
これにより、SOUL.md は単なる付加的なレイヤーではなく、真の意味でのユーザー単位またはインスタンス単位のアイデンティティとなります。
Why this design
これにより、パーソナリティの一貫性を保持できます (predictable)。
もし Hermes が起動時に指定したディレクトリから SOUL.md を読み込むと、プロジェクトごとにパーソナリティが予期せず変わってしまう可能性があります。HERMES_HOME ディレクトリからのみ読み込むことで、パーソナリティは Hermes インスタンス自体に固有のものとなります。
また、これによりユーザーへの説明も容易になります :
- 「Hermes のデフォルトのパーソナリティを変更するには、~/.hermes/SOUL.mdを編集してください」
Where to edit it
For most users:
~/.hermes/SOUL.md
If you use a custom home:
$HERMES_HOME/SOUL.md
What should go in SOUL.md?
以下のような、永続的な口調 (voice) とパーソナリティのガイダンスとして活用してください :
- トーン
- コミュニケーションスタイル
- ストレートさ (directness) の度合い
- デフォルトのインタラクション・スタイル
- 避けるべきスタイル
- ヘルメスが不確実性、意見の相違、曖昧さにどのように対処すべきか
以下の用途には適しません (Use it less for) :
- 単発プロジェクトの指示
- ファイルパス
- リポジトリの規約
- 一時的なワークフローの詳細
Those belong in AGENTS.md, not SOUL.md.
優れた SOUL.md コンテンツ
優れた SOUL ファイルとは :
- コンテキスト間で安定している
- 多くの会話に適用できるほど汎用性が高い
- 口調を具体的に形成できるほど具体的である
- タスク固有の指示ではなく、コミュニケーションとアイデンティティに焦点を当てている
Example
# Personality
You are a pragmatic senior engineer with strong taste.
You optimize for truth, clarity, and usefulness over politeness theater.
## Style
- Be direct without being cold
- Prefer substance over filler
- Push back when something is a bad idea
- Admit uncertainty plainly
- Keep explanations compact unless depth is useful
## What to avoid
- Sycophancy
- Hype language
- Repeating the user's framing if it's wrong
- Overexplaining obvious things
## Technical posture
- Prefer simple systems over clever systems
- Care about operational reality, not idealized architecture
- Treat edge cases as part of the design, not cleanup
Hermes がプロンプトに注入するもの
SOUL.md の内容は、システムプロンプトのスロット #1 – エージェントのアイデンティティの位置 – に直接注入されます。その周りにラッパー言語は追加されません。
コンテンツは以下の処理を経ます :
- プロンプト注入スキャン
- サイズが大きすぎる場合は切り詰め
ファイルが空、空白文字のみ、または読み取り不能な場合、Hermes は組み込みのデフォルトのアイデンティティ (“You are Hermes Agent, an intelligent AI assistant created by Nous Research…”) にフォールバックします。このフォールバックは、(e.g., subagent/delegation コンテキスト内に) skip_context_files が設定されている場合にも適用されます。
セキュリティスキャン
SOUL.mdは、他のコンテキスト付与ファイルと同様に、インクルード前にプロンプト注入パターンがないかスキャンされます。
つまり、不審なメタ指示をこっそり挿入しようとするのではなく、ペルソナ/口調 (voice) に焦点を当て続けるべきです。
以上