Keras 2.1.2 リリースノート (翻訳)
翻訳 : (株)クラスキャット セールスインフォメーション
日時 : 12/05/2017
* 本ページは、github Keras の releases の Keras 2.1.2 を翻訳したものです:
改良領域
- バグ修正とパフォーマンス改良。
- Keras applications の API 改良、特に generator メソッド。
API 変更
- Keras applications の preprocess_input を Numpy 配列とシンボリック・テンソル (= symbolic tensors) の両者と互換にします (以前は Numpy 配列のみをサポートしていました)。
- Keras applications の weights 引数に (ロードするための) カスタム重みファイルへのパスを受け取ることを可能にしました (以前は組み込み Imagenet 重みファイルだけをサポートしていました)。
- generator training/evaluation メソッドの steps_per_epoch の挙動変更 :
- 指定された場合には、指定された値が使用されます (以前は、Sequence 型の generator の場合には、指定された値は Sequence 長で上書きされていました)。
- 指定されずにかつ渡された generator が Sequence である場合には、それを Sequence 長に設定します。
- generator training/evaluation メソッドで workers=0 を許容します (generator をメイン・プロセスで実行します、ブロッキング方式で)。
- ImageDataGenerator.flow_from_directory に interpolation 引数を追加し、画像リサイズのためのカスタム補間メソッドを可能にします。
- multi_gpu_model の gpus 引数に特定の GPU ids のリストを許容します。
重要な変更
- steps_per_epoch 挙動の (上述の) 変化はあるユーザには影響を与えるかもしれません。
以上